本日、兵庫県川西市にて徳育武藝士認定講座が開催されました。
講師はもちろん武藝団創始者であり、国際徳育協会最高顧問であり、
酔拳世界チャンピオンでもあるレノンリー先生に務めていただきました。
まず本日は武術家の本質についてお話いただきました。
なぜ武術家は本物が表に出ないのか、
なぜ一般的な武術はスクリーンの中のアクションのものしか
広がっていないのか。
昔は武術家はどういう立場の人間たちだったのか、
自他不敗の世界観は誰に伝えるべきものなのか。
体術は何のトレーニングをしているのか。
そこから見える政治の本質。
徳育武藝士が目指すべき指導者の姿が明確になりました。
そこを認識した上で、まずは排打功のトレーニングに入っていきます。
そこでも排打功は何のためにやるのか、その意図がなかったら
どんなに秘伝を学んでも、意味がないものになってしまいます。
何度も確認しながら、認識しながらトレーニングを積んでいきました。
そしてどこまで功夫を積んでいるのかチェックする方法の実践。
今やっていることは武術の入口の手前の段階。
ここができてくると何が見えてくるのか。
武術家が見えている世界とはどういうものか、
排打功だけでもとてつもない深いものであることがわかりました。
様々な排打功を本日は徹底的に取り組み、
多くのエッセンスの本質を認識していきました。
前半の感想です。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=aggUyLLq8lI&w=560&h=315]
後半からは排打功の総仕上げをしていきました。
これにより自律医療の本質も見えてきます。
人を治すこととはどういうことなのか、
人を壊すこととはどういうことなのか。
このレベルでもまだ基本中の基本の段階ということですが
ここを体得できれば、感情を自在にコントロールできるようになります。
見た目はハードなトレーニングでしたがまさに秘伝のトレーニングシステムでした。
そしてその先の武術の段階の話、どのような世界が待っているのか、
少しだけお話いただきました。
次に武術がいつどのように伝承されるか、道場で学んでいるものは
どういう種類のものなのか、四魂の視点から説明していただきました。
そこから見る伝承の仕方、指導者はどこまでを想定して、
どんな仕組みを創らなければいけないのか。
これは武術だけにおける話ではなく、このモデルではなかったら
絶対に広がらないと断言しておられました。
日本のビジネスモデルと西洋のビジネスモデルの
根本的な違い、兵術とも繋がる本質が見えました。
そしてやはり、その根本には徳育がありました。
体術は医術も兵術も全ての根幹を成すものであることが
徐々に見えてきました。
武学を伝承していく指導者としてあるべき姿を共有した上で
最後にこの武藝士チームでの理念をSGMで決めていきました。
徳育専門学校0期生の石井伸也さんが
ファシリテーターを務めました。
日頃のトレーニングの成果も素晴らしく、
見事なファシリテーションでした。
本日の集合写真です。
素晴らしい理念が決まり、これから武藝士事業が
これからどんどん加速していくことがイメージできました。
活動報告は以上となります。最後までお読みただきありがとうございます。
レノンリー先生の叡智を身につけ指導する毎月のトレーニングスクールの日程はこちら
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http://tci.or.jp/seminar.html
一般社団法人国際徳育協会 体術部 宮本秀敏