前日に引き続き、参加させていただきました。
淡々と体と対話をし、練り上げていくワークからスタートしました。
その際、「エネルギーの循環」が大切なんだと言われたのですが、あまり実感がもてず「?」がついていました。
しばらく続けるなかで、自分なりにうっすら「こんな感じかな?」というものが見えた。
と思った矢先、すべてがひっくり返りました。
押される力におもいっきり踏ん張って耐える。という実験。
それが「あるルーティン」をされると、踏ん張れなくなる。
…なんじゃこりゃ
力の出所が見えない。
相手の力強さを感じない。
結果、逆らえない。
はっきり言って、納得がいきませんでした。
いや、初めてだったから
予想できない動きでびっくりしたから
その可能性もあると、もう一度やらせてもらいました。
十分な態勢を作り、何をされるか分かった上で耐える。
結果、
耐えられない。
…なんじゃこりゃ
「エネルギーの循環」
そのとき意味不明だった言葉が、自分の中にするすると入ってきました。
自然体が一番力が出る、相手に伝わる
今まで、そう考え一生懸命、自然体をつくろうと努力してきました。
しかし、結果的に「自然体という意識」に囚われすぎてたのが見えました。
本来、身体をコントロールするのは、非常に難しく時間がかかります。
長澤講師がされたルーティン、正式には「十四経絡体術」と言うそうです。
はっきり言って、簡単すぎる。 そして、やるだけで効果が出てしまう。
・武学は徳育が土台にある。
・体術は、医術、兵術を学んでから学ぶ。
この意味、少なからずわかった気がします。
掴んでいないと逃げてしまう。掴もうとすると逃げてしまう。
というもどかしさ。それをナチュラルに身につける方法。
奥が深い。
技術の向こうの「本質」の部分を体験させていただきました。
ありがとうございました。(文:小川佳木)
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