18歳と『魔法会議』
2014/10/23(木)
本日高校三年生を対象とし、魔法会議を行いました。 時間は2時間。
まずは、生徒たちが教室に戻ってくる前に教室をセットし、
■目的、ねらいのシェア
■ルール設定
■マインドセット
から行いました。
このクラスで行うのは初めてであったため、
普段このような机の並びやポストイット、A4用紙の量を見ただけで、生徒は不安と興味とが入り交じった表情をしていました。
まず、私自身の想いを伝えました。
すると、生徒たちはもっと教えてほしいと言い、
私の想いに納得して積極的に素直に魔法会議に参加していました。
このようなチームでのワークを初めて体験した
生徒たちの感想は、
・初めて考えることばかりだった。
・自分を知れて楽しかった。
・友人がどんなことを考えているのかがわかった。
・難しかった。
・時間が短かった。
最後は、はじめて「人生の目的」まで出すことができました。
魔法会議の質問の内容は、改めて究極の質問だらけであると感じました。
今回私自身が気づいたことは、
普段、自分にこのような質問を問いかける癖のない人は、抽象的な回答である。
普段、あまり自分の意見を言わなくてもちゃんと答えを持っているし、導き出せる。
やはり、テンポが雰囲気作り、答えを導き出すのにも最も重要である。
マインドセット、導入で掴めたら、後はマニュアル通り行えばいいだけ。
最初は不安なので、FTが褒めたり、オーバーリアクションをとること、それをチーム内にも伝播させるとオープンマインドとなる。
限られた時間内に行うには、より質問を精選する必要がある。
今、SGMは特に日本の教育にとても有効であると、再確認した1日でした。
鈴木陽香