第25回 関西兵術ベーシックトレーニングスクール@大阪・天満
今月のテーマ
多くのリーダーが「うまくいっている」と勘違いしている。
~21世紀型のリーダーシップとは?~
今回の講師は志賀先生です。
孫子の兵法・謀攻編にある
「彼を知り己を知れば百戦あやうからず」を
言葉としての理解を超えて、
実践で活用できるトレーニングをしました。
まずは、体感ワークから。
相手のことをスキャンし、
仮説を立てることで力比べで負けた相手に
勝つことができることを身を持って理解しました。
その後、セミナー講師と受講者のそれぞれの立場で
彼(相手)が何を求めているか、
己(自分)が何のためにやるのかの仮説を立て、
それを元に孫子の兵法・始計篇
「算多きは勝ち、算少なきは勝たず。而るを況や算なきに於いてをや」
にあるとおり、算(勝算、見込み)を考えてみます。
仮説を立てることをどれだけやったかが、
ポテンシャルエネルギーとなり、
より負けない戦略を得ることができることを体感しました。
続いて島田紳助氏がお笑い芸人を目指す若者たちに語った動画を閲覧。
次々に現れては消えていく「一発屋」。
「一発屋」はなぜ現れてはすぐ消えていくのか、
ずっと売れ続ける芸人との違いは何なのか、
すべて納得のいく説明がつくのです。
その理論が、「X+Y」の公式。
これも「彼(時流)を知り、己をしれば~」に繋がっています。
あなたがうまくいっているのは「一発屋」ではありませんか?
キチンと仮説を立て、算がありますか?
2,500年前の孫子の兵法に21世紀型のリーダーシップの秘伝がありました。