大本祭に行きました。
2月3日の深夜、旧正月の新年を祝う、大本教の神事に参加しました。
まずは伊丹のすし楽で集合。
私達が「豆を食べる日」と思っている「節分」。
しかし、ちゃんとした意味があります。
節を分ける。
要は、古い一年と新しい一年を分ける。
という意味だそうです。
一年の厄を祓い、新年を祝う、
とても神聖な意味があるのです。
大本教に限らず、日本各地にある神社では、人知れず神事がひっそりと行われています。
全員が集合したので、9時過ぎに伊丹を出発しました。
11時過ぎに、京都の山奥にある、大本教の総本山に到着。
この日の京都は-5度。 焚き火から離れられません。
因みにこの神事には、誰もが参加できるわけではありません。
出口光さんとの縁で、リー先生がお招きされたのをきっかけで、
参加できるようになりました。
一般参加者は入れません。
出口家は、専用入り口があります(笑)。
現地で出口光さんと、田中信二さんと会いました。
ちゃっかりご挨拶しているヒロム君です(笑)。
レノンリー先生とお話をされる出口光さん。 寒そうです。
光さん「焚火のそばから離れられないねぇ~~~。」
しかし、去年は雪が至る所につもってたので、
雪のない今年は、まだマシなはずですよ、光さん。
会場の入り口に、交換券が渡されて、
ガラガラを回すと、小さな木彫りのダルマさんがもらえます。
年越しうどんも食べれます。
でも、毎年食いっぱぐれてしまいます(笑)。
リー先生のお父さんは、大きなだるまさんを頂いたみたいです。
良かったですね。
小さなお子様は、ちょびっと大きなだるまさんが、何故か頂けます。 この子が持っているのはライト。
さて、深夜0時。
2月4日の始まりと共に、大本節分祭がはじまります。
装束に身を固めた人達が、松明をともし、天津神祝詞を唱えながら、町を歩きます。
こうして1年間で溜まった邪気を祓うのでしょうね。
待ちの中を練り歩く事。 約30分くらいでしょうか?
装束を着た方達は、大きな橋の上に集まられます。
そして、橋の真ん中で集まられ、黙礼を致します。
ゆっくりと天津神祝詞が唱えられ、
人の形をした紙の人型が、川に流されていきます。
さすがにこの時は、寒さを忘れる神聖さがありました。
一年間の邪気を祓い、
人々の厄を祓い、
高天原におわす神々や、この地を創造し、降り立って下さった神々に、
感謝と敬意と、
また、今年一年の守護をお願いするのです。
祝詞天津神
↑祝詞の事を詳しくお知りになりたい方はコチラ。
そして、来た道とは違う道で、ゆっくりと帰ります。
ヒロム君の面倒を見ていた、リー先生の長女さんが、怪我をしてしまう等のハプニングもありましたが、
終始厳かに儀式は行われました。
甘酒が配布され、冷え切った体が一気に温まります。
最後は、本殿で高天津神祝詞を唱えます。
↑ホントは写真を撮ってはダメ(汗)。
一年の厄を祓い、新しい年を、身も心も綺麗になった姿で向かえる。
日本の神事は素晴らしいですね。
レノンリー「人型流してただろ? あれ、ちゃんとエネルギーが流れてたよ。 川の流れと同じ方向に。」
R「え?? じゃあ、本当に邪気祓いをしてるんですね。」
レノンリー「まぁ、完全に儀式化してるから、神事を行っている人達の中で、
どれだけの人が分かってるかは知らないけど。」
神の力を「神事」という儀式にして、その意味が分からなくとも、
神降ろしや厄祓いが出来てしまう・・・・・。
「神事」凄いな・・・・・。
と思った出来事でした。
Write by Ritz